カーボンナノチューブを
夢の素材から社会実装へ

エネルギー、航空・宇宙、建設、半導体…。
社会の様々な分野で大きな変革をもたらすといわれる夢の素材カーボンナノチューブ。私たちナミックは、このカーボンナノチューブの一日も早い社会実装を実現することを目的として設立されたスタートアップ企業です。
そして、地域に根付く企業となり、地域社会の発展に貢献する企業を目指します。
カーボンナノチューブなら実現できる夢を見ていた人たちにとって、その夢をかなえるパートナーになれるよう挑戦していきます。

MESSAGE

平素より格別のご支援、ご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
私たちナミックは、カーボンナノチューブという最先端の素材を活用し、革新的な製品を創出するべく研究を続けています。
この素材は、強さと軽さを兼ね備え、まったく新しい価値を提供する可能性を秘めています。
私たちは、この独自の素材を生かし、世界を見据えたビジネスを展開していくことを目指しています。
私たちが事業を展開している川俣町は、東日本大震災を経て人口減少が進んでいる地域です。
そんな地域に進出し、積極的に雇用を創出すること、そして最先端の素材の研究によりイノベーションをもたらすことには大きな意義があると感じています。
私たちの情熱と研究が、社会に大きな変革をもたらすと確信しています。
これからも、カーボンナノチューブの産業利用に向けた研究を重ねることで、脱炭素社会の実現などさらに多くの人々に貢献できる企業を目指して邁進していきます。
今後とも変わらぬご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役山下 楠美子

代表取締役 山下 楠美子

COMPANY LOGO

mission

次世代マテリアル「カーボンナノチューブ」の
産業利用による脱炭素社会の実現

カーボンナノチューブとは、六角形に結合した炭素原子が円筒状に閉じた物質で、直径0.4~50㎚と極めて繊細なナノマテリアルです。この素材は、鋼鉄の約100倍の強度を持ち、かつ軽量で柔軟であることから、宇宙開発や航空機分野をはじめ、ハイパービルディングなどの建設・土木分野でも構造材料として期待されています。
また、銅の約1,000倍とされる導電耐性や、非常に高い熱伝導性や耐熱性を持つことから半導体やエネルギー分野において機能材料、複合材料として幅広い応用が見込まれています。
さらに、化学的な安定性に優れ、人体への安全性も高いことから医療・生命分野においても着目されつつあります。
このように、あらゆる産業分野において次世代の技術革新を生み出す素材であり、一日でも早い産業利用による社会実装を待望されているのがカーボンナノチューブなのです。

脱炭素を炭素で実現するエコマテリアル

脱炭素が声高に叫ばれていますが、カーボンナノチューブはその炭素を有用な素材に変えるもので、炭素繊維やカーボンブラックに比べ低エネルギーで生産できます。また、金属の代わりとなれば、限られた資材への依存を減らすことも可能で、CO2からカーボンナノチューブが生産できることもわかっています。
今後は、CO2からの生産効率を高めて工業化することを目指します。日本をはじめ世界中で研究が進められているCCUS(Carbon dioxide Capture,Utilization and Storage)とともに技術が確立されれば、サーキュラーエコノミーを実現でき、サステナブルな社会の実現に大きく貢献できます。

VISION

地域に根付く企業となり、福島県川俣町の復興を支援します

福島県川俣町の西部工業団地

私たちナミックのスタートは、福島県川俣町の西部工業団地から始まります。先ずは、カーボンナノチューブを基礎素材とした産業資材の研究開発により、世界初のカーボンナノチューブ分散再生プラスチックを原材料とした繊維の研究開発を行い、その繊維の量産を実現し、持続可能な開発目標(SDGs)が掲げるエネルギーや資源の有効活用を実現します。
そして、カーボンナノチューブ産業利用により、かつて、シルク産業で栄えた「絹の町川俣」の復興を支援します。
また、社員がやりがいを感じて働ける職場環境をつくることで、社員が会社に根付く企業となり、その結果、社員の家庭が地域に根付き、そのお子さんが成人して当社に就職したいと思える企業となります。

研究施設立地場所:川俣町西部工業団地(27,958㎡)
カーボンナノチューブを素材とした産業資材・製品の研究開発および製造

VALUE

  1. 01カーボンナノチューブを素材とした産業資材・製品の研究開発および製造

  2. 02社員がやりがいを持って明るく働き根付くことができる企業づくり

    ※写真はイメージです

OFFICE

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〒960-8031

福島県福島市栄町12-10ひかりビル5F

TEL.024-563-7359FAX.024-536-7357

東京支社

〒103-0027

東京都中央区日本橋3-6-2日本橋フロント1F

川俣工場

〒960-1406

福島県伊達郡川俣町大字鶴沢字雁ヶ作地内(川俣西部工業団地内建設予定)

CONTACT

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